WEBプログラミング科を卒業し、プログラマーになったDさんの職業訓練体験談

職業訓練の体験談も、4人目に入りました。

今回は、工場を退職し、3カ月間WEBプログラミング科の訓練を受けてプログラマーになったDさんの体験談です!

病気で働けなくなり工場を退職。WEBプログラミング科へ

私は、それまでメーカーの工場で働いていました。しかし、病気が原因で現場の仕事を続けることが難しくなり、退職をしました。失業中は失業給付を受けながら仕事を探していましたが、なにか手に職をつけないと難しいと感じていました。そこで、職業訓練を受けてみることにしました。

パソコンのスキルがあるとどんな仕事をするにも役立ちそうだと思ったので、ホームページ作成やデザインの勉強ができる職業訓練をいくつか受けてみました。職業訓練の面接は、思っていた以上に本格的だったので不安でしたが、2つ目に受けたWEBプログラミング科に合格しました。

スキルを学ぶだけでなく、最後の一カ月は企業での実習でした

私が受けた職業訓練の内容は、プログラミングだけではありません。

最初の1ヶ月はイラストレーターやフォトショップの使い方を学び、デザインの勉強をしました。次の1ヶ月は、プログラミングを学びました。3ヶ月目に、本格的なホームページを作成しました。最後の1ヶ月は、企業で実際に働くという体験をしました。

職業訓練を受けた感想は、「とても勉強になった」というものでした。

短い間だけでも実際に企業でデザインやプログラミングの仕事をしてみて、今後の仕事にも役に立つような予感がしました。

また、これからの時代はインターネットで仕事ができる時代なので、私のようにもしも病気で働けなくなっても、スキルを身につけておけば仕事の幅が広がると思いました。

面接で、訓練で学んだスキルを評価してもらえました

周囲には後れをとりましたが、訓練終了後に就職活動を再開しました。

せっかくホームページ作成の勉強をしたので、関係のある仕事に就きたいと思いました。

就職活動の方法としては、職業訓練で学んだ内容が活かせる仕事に絞って応募をしました。

いつくか面接を受けましたが、職業訓練を受けて勉強したということを評価してもらえているという実感がありました。

IT業界は甘くない。でも、やりがいを持って働いています。

職業訓練で役に立ったことは、就職活動でアピールポイントが増えたことだけではありません。その後、実際に情報系の資格を取ることにも成功しました。

また、職業訓練で得たスキルは、必要でありながらも実務の中だとなかなか手がつけられないデザインスキルがあり、仕事でも役に立っています。

転職してどうだったかですが、IT業界は決して甘いものではありませんでした。

未経験者は、いろんなことを学んでいかなければならないので、とても大変です。

しかし、やりがいを持って働いています。

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