DMG森のターニングセンタがタレット横向きなんだが・・・【JIMTOF2020⑩】

DMG森のA150はタレットが横向き!

タレットが横向きと言葉で説明してもピンとこないかと思いますので、こちらの動画を見てみてください。

普通は縦向きについているタレットが、横を向いていますよね

分かりやすい画像を切り抜くとこんな感じです。

機械はDMG森のA150。しっかりY軸も動き、ミーリングもできるターニングセンタです。

タレット横向きのメリットは?

タレットを横向きにしている理由については公式のカタログには載っていませんでしたので、少し考えてみました。

機械をコンパクトにできる

A150はコンパクトさを売りの一つにしており、小さいワークの複合加工に特化した機械です。

タレットを横向きにすることでタレットが壁に沿うような形になり、スペースを小さく、機械をコンパクトにすることができます

工具本数を増やせる

これはどちらかというとタレットの向きというより小型ワークに特化するメリットといえるかもしれません。

工具搭載本数は増えれば増えるほど干渉が起きやすくなります

なので小型ワークに特化し、主軸を小さくして干渉しにくくすることで、18本といったような多めの工具を搭載することができるんですね。

タレット横向きのデメリットは?

心押台が使えない

タレットが横向きだとどうしてもタレット自体が心押台に干渉してしまうため、心押台を使うことができません

A150は小型のワークに特化するために、心押台を思い切って排してしまったということですね。

Z方向のストロークが短くなる

当然ですが、タレットがZ方向に広がっているとZ方向のストロークが短くなってしまいます

画像はカタログのものですが、350となっているZ軸の移動量は、通常のタレットだともっと長くできたはずです。

デモ加工の様子

こちらはA150のデモ加工の動画です。

やはり工具がこれだけついていると干渉には気をつかわないといけなさそうですが、しっかり複合加工ができていますね。

振動切削などいろんな機能が

振動切削

前回記事にした振動切削もこの機械を使っています

かなり可能性を感じる機能なので、ぜひ記事から動画を見てみてくださいね。

第2刃物台ミーリングユニット

こちらはオプションですが、画像のミーリングユニットを使うことで裏面の加工も行うことができます。

他にもワークを機外に取り出すワークアンローダや、工具折損検出装置なんかも装備することができます。

一度使ってみたいと思わされる機械

ターニングセンタのタレットは縦向きなものだという固定観念があったため、初めてこの機械をみたときにはとても驚きました。

やはり干渉なども含めて、実際に機械を触ってみないとその良さ・悪さはわからないと思いますので、今現在私が使ってみたい機械No.1です(笑

持っている方は是非感想を教えて下さい!

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