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刃先交換式エンドミル「タング・マイスター」
今回紹介するのは、前回も紹介したタンガロイからもう一つ。
ヘッド交換式エンドミル、タング・マイスターです!
ヘッド交換式のエンドミルってどんなメリットがあるの?
工具交換が速い
ソリッドエンドミルを交換する場合は、重いツーリングを外してツールのスタンドに持っていき、レンチでエンドミルを外して・・・という作業が必要で、そこそこ時間がかかりますよね。
ヘッド交換式のエンドミルは、動画のように簡単にヘッドを交換でき、段取り時間の短縮になります。
一つのツールで多様なヘッドが使える
同じヘッドでも、動画のように多くの種類のヘッドがあります!
ヘッドを交換するだけでTスロやR面取り、ボールエンドミルも使えるとなると、かなり段取り時間が短縮できそうですね。
長いシャンクで安定加工ができる
タングマイスターでは、画像のようにかなり長いシャンクを選択することができます。
当然材質にはよりますが、基本的にびびらずに加工できるように設計されていますので、深い部分の加工でも安定して行うことができます。
ヘッド交換式エンドミルにはデメリットも
刃長が短い
当然ですが、ヘッド交換式だとソリッドエンドミルよりかは剛性が落ちてしまいます。
タングマイスターは最大刃長が1.5Dと、ソリッドエンドミルよりも短いことに注意しないといけません。
実はヘッド交換式の中では1.5Dでも長い方。
ヘッドはシャンクに干渉しない大きさに作られているので、深い側面加工を行う際は何度かに分けて削っていくことになります。
ヘッドもそこまで安いわけではない
ヘッド交換式は、刃物が傷んできてもヘッドだけ替えればいいので安くなると思いがちですよね。
ですが、ヘッドの値段はソリッドエンドミルとそう大差ありません。
もう少しヘッドが安くなってくれるといいですね。
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