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【旋盤】溶接品を加工するときの4つのポイント

私の勤務先では溶接のある製缶品も加工するのですが、溶接品の切削には注意しなければならないポイントがいくつかあるので、紹介していきます!

溶接ビードを削る際は切削条件を落とす

溶接品の加工の場合、溶接ビードを削る機会が多く出てくると思います。 

溶接ビードとは、溶接により盛り上がった部分のことです。

溶接ビードを削るのは断続切削になり、さらに焼きが入った状態になっているので硬度が増しています。

切削条件は落として、断続切削用のチップを使って削りましょう

断続切削用のチップだと切削速度100m/min、送り0.15mm/revでくらいまでなら大丈夫ですが、断続切削用のチップでない場合はさらにその半分くらいまで切削速度を落として加工したほうが良いです。

溶接に出す前は、はめあいをきつめにし、仕上げ代を2mmは残す

このように、溶接後は大きく傾く場合がある

上図のように、円盤と丸棒を溶接する場合には注意しなければならないことがあります。

それは、

  • 傾きを最小限に抑えるため、穴と軸のはめあいをしっくりめにつくって、はめあわせてから溶接に出す
  • 傾いても大丈夫なように仕上げしろは最低2mmは残しておく

まず、溶接すると、温度変化の伸び縮みや歪みの影響から必ず傾きが発生します

なので、少しでもかたむきを小さくするために、はめあいはきっちりめにやっておきましょう。とはいえ、h7とH7の各々の最大値くらいの嵌合であれば大丈夫です。無理して叩き込まないと入らないというところまでしっくりやってしまうと、作業性が悪くなり時間がかかってしまいます。

もしはめあいがスカスカになりすぎた場合でも、軸にポンチを打ってからはめ合わせれば、しっくりはめあわせることができます。

仕上げしろを2mm残すのも傾きの対策です。間違っても仕上げた状態で溶接するのはやめましょう。

溶接後端面を削る場合、面取りを5Cほどとっておく

溶接品の端面削り1
このように通常であると端面を削ると溶接部がとれてしまう

例えばこの図のように、黒の部品に赤の部品を溶接するとします。

そして端面を削りたいのですが、この状態から端面を削ってしまうと溶接部が全て削れてしまい、溶接がとれてしまいます。

それを防ぐためには・・・

溶接品の端面削り2
C面を大きくとっておくと、端面を削っても溶接部が残る

溶接が取れてしまう対策として、穴部品と軸部品両方にC5ほど大きく面取りをしておけば問題ありません。

C5とっておけば、もし端面から1mm削ったとしても溶接部がまだ4mm分は残っているため、部品同士を接着するには十分です。

溶接されたものでも、点溶接なら外せる

このような点溶接なら外すことができる

点溶接であれば、溶接を外すことができます。

方法は、サンダーで溶接点を擦ってとり、ハンマーでたたくだけ。

溶接点を擦るはいっても、わずかにくっついている程度まで削れれば十分ハンマーで外すことができます。

もし使う機会があればやってみてください。

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ここからはかつての私のように苦しんでいる方へのメッセージです。

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もしあなたが

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こう感じているなら、ぜひ自分のやりたい仕事や、専門性を活かした仕事への転職を検討してください。

自分の専門性を伸ばせれば、会社に万一のことがあってもつぶしが効きます。

私は思い切って転職してから人生が変わりました。

インフラ大手企業幹部候補→国家公務員総合職試験合格→零細町工場

という異色の経歴を歩んできた私ですが、あのとき転職の決断ができて本当に良かったと思っています。

自分のやりたい仕事、専門性がわからない・・・」

それは当たり前のこと。これらは転職活動をしてみて初めて分かることだからです。

転職エージェントと話をして第三者の目線から質問を受けて回答を考えたり、

履歴書・面接準備をしたり、人事と話をしたり・・・

そういうプロセスを経ることで自分の強みや弱みが分かってきます。

私の経験上、誰もが必ず自分の専門性の種を持っています

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