職業訓練に通うと転職に不利になる3つの理由

職業訓練に通うことで転職活動に不利になることもあるんです・・・。

前職からのコネを持っていても、職業訓練で期間が空いてしまうとそのコネが使えなくなるかも・・・

職業訓練に通っている間は、失業給付を月に15万円くらい受け取ることができますので、給付金欲しさに職業訓練に通う場合もあると思います。半年間の職業訓練に参加すれば、半年間の人生の夏休みですからね!

しかし、前職からのコネを頼りに就職活動をしようとしていた場合・・・その半年の間に相手方の気持ちが変わってしまったり、社内の状況や景気動向で採用してもらえなくなってしまうことは十分にありえます

当然のことですがそういったコネを使いたい場合は職業訓練にいっている暇はありません。すぐにそこに就職しましょう!

専門性の高い仕事に、同業種から転職する場合は職業訓練が不利になる

職業訓練で生まれる主なマイナスポイントは、時間の浪費です。

中途採用では、仕事の経験を評価される場合が多いです。特に研究者などの専門性の高い仕事では、職業訓練で得た他業種の知識より、経験年数やスキルの方が基本的に重要視されます。

そういった仕事に同業種から転職する場合は、職業訓練に通うよりその期間で経験を増やしたほうが転職に有利になるでしょう。

職業訓練に通うために引っ越しが必要になり、転職活動のタイミングを逃す

職業訓練校は全国にありますが、自分の学びたいことを履修できる学校が通える範囲にあるとは限りません。

私も引っ越しして職業訓練に通いましたが、私のように引っ越しを経て職業訓練に通う場合、引っ越し作業や買い物、生活準備で時間をとられてしまうことが問題になります。

もしそのタイミングが希望業種の採用が一番厚い時期だったら、職業訓練に行くことを決めたがために転職活動を自分で不利にしてしまっていることになります。

もし希望職種が固まっているのであれば、職業訓練の準備だけに目を向けるのではなく、転職サイトをチェックして、採用動向にも気を配ったほうが良いところに就職できる可能性が高くなります

まとめ

職業訓練はお金をもらいながら知識を得られて良いことづくめには見えますが、人生において貴重な半年間を失うという、時間ロスのリスクがあります。

逆に言うと時間ロスのリスクさえ許せるならば職業訓練には基本的にメリットのほうが大きいといえますが、本当にメリットになるかどうかは下の記事で書いたとおり状況によりけり。

転職成功への一番の近道はどこなのか、自分でしっかり見極めましょう!

コメント

  1. カズ より:

    最近ポリテクの機械加工に通い始めました。とても参考になります。

    • 職人のTAK より:

      コメントありがとうございます!
      書いてほしいこと、聞きたいことはありませんか?
      参考になる記事を書ければ嬉しいです。