フライス盤での勾配仕上げ加工の方法。測定でずれないように慎重に!

勾配仕上げ加工の方法はこちら!

勾配段仕上げの板書

勾配溝仕上げの板書

勾配溝仕上げの板書2

バイスを傾けること以外は、通常の溝加工、段加工と同様ですね。

以下を参考にしてください^^

フライス盤で段仕上げと溝仕上げを行う方法は??授業の板書を公開!

勾配溝仕上げの底面加工

こちらが切削の写真。仕上げた右側の面がきれいになっているのがお分かりかと思います!

段の勾配仕上げ加工の様子を動画に収めました。

バイスの左側に、「クランプ」と書かれたウエスが置いてありますが、それはY軸のクランプを忘れないように置いています。

これを置いておいても忘れるんですが笑

組み付けが少々難易度高し!

段と溝を組み付けられるように加工するので、組み合わせた状態で、部品同士のズレを測定し、最後の調整をしていきます。

デプスマイクロメーターで測定するのですが、これがなかなか難しく、苦労しました。

難しい理由は、測定圧をあまりかけられないということです。組み付けた状態のズレを測定するので、本当に触る程度で測定をする必要があります。

勾配溝・段仕上げ加工の完成品はこちら!

勾配溝仕上げ完了

溝仕上げが完了した状態の部品です。

勾配溝仕上げ、段仕上げ完了

溝部品と段部品。これを合体させると・・・

勾配加工のはめ合い

ぴったり!

傾けてもぴったり重なって落ちません。

さらに、勾配加工でぴったり合わせてあるので、横にしてもずれません

これで勾配段溝加工の完成です!

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