NC・汎用旋盤技術

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【オークマNC旋盤】ノーズR補正入力の覚えかた

オークマのNC旋盤のノーズR補正はファナックの入力方法と違い、XとYそれぞれにプラスマイナスでノーズRを指定します。少し見にくい画像ですが、オークマNC旋盤のノーズR補正の入力画面はこんな感じです。赤い四角で囲ったところがノーズR補正の設定...
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φ3などの小径加工のコツは?

例えばφ3φ3・・・かなり細いですよね荒加工の切り込み量を少なくするまず、φ3のような小径加工を行うにあたって警戒しなければならないことは、φ3の部分が折れてしまうことです。1mmなんて切り込んでしまおうものなら、すぐに折れてしまうでしょう...
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【NC旋盤】CAD・CAMを使って何ができる?

マシニングセンタ加工において、加工の幅を大きく広げてくれるCAD・CAMですが、正直NC旋盤ではあまり使いどころがありません。なぜならマシニングセンタは普段3軸同時に動かさないところをCAD/CAMで動かせるというメリットがありますが、NC...
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【NC旋盤】内径バイトで外径加工!?外径バイトが届かない箇所の外径加工

奥端面の外径・・・どう加工する?このような図面を加工しようと思っても、普通の端面溝入れバイトでは内側の段の部分に届かず、届くものを買ったり削って作ったとしても60h7公差部分の寸法が安定しません。今回は、こういった外径バイトで削れない外径加...
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【NC旋盤】半円の公差穴を加工する方法!

この図面、30°角度つきのH7公差の部分はどう加工する?これ、半円のような部分はマシニングでは加工できません。こんな形の製品を加工する際、マシニングでエンドミルを使った加工だと30°の部分が加工できません。そのため、旋盤を使って加工します。...
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【NC旋盤】φ300等の大径製品を加工するときの7つのコツ!

φ300・・・大きいですね。今回は大径加工を解説します!大径加工と言ってもオークマLB3000などの、比較的一般的な8インチチャックや10インチチャックを使った場合の大径、つまりφ300前後の話です。φ1000などは専用の設備が必要になりま...
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【NC旋盤】リール型の製品の加工方法を解説!

画像は小学校なんかによく置いてある木製ドラムです。こんな形の金属製品を作る際、掴むところがなくて困りますよね。図面に書くとこんなかんじの製品です。薄すぎてつかめない・・・今回はこの形の製品を作る方法を解説します。2mm幅の部分を油圧チャック...
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浅穴の内径公差が測れない・・・!シリンダーゲージが使えないときの3つの解決方法

深さが5mmと浅く、シリンダーゲージで測れないH7公差・・・どうする?基本的に内径のH7公差の測定は栓ゲージを使いますよね。ですがφ50より上は栓ゲージがないことが多いと思います。そんなときに役立つのがシリンダーゲージ。ですが、そのシリンダ...
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(NC旋盤)A5056の内径荒加工の切削条件は? これでアルミもサクサク削れる!

アルミの5056や5052など、50〇〇シリーズは削りにくい!アルミをNC旋盤で削っていると、削りやすいアルミと削りやすいアルミがあることに気づいてくると思います。とりわけ削りにくのが5052や5056などの50シリーズ。荒加工ですぐにむし...
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【汎用旋盤】手研ぎバイトの超硬とハイスの切削条件の違いは?

手研ぎバイトには明確な条件表もなく、どのくらいに切削速度で削れるかわかりませんよね。掴み方や、研ぎ方にもよるのでいつもこの通りとはいきませんが、削ることができる大体の条件を知っておくと何かと便利です。S45Cのような炭素鋼を削る場合とします...