NC・汎用旋盤技術

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旋盤で公差範囲0.005mmの公差を加工する際のポイントを解説!

旋盤では、例えば0~+0.005のような、公差範囲0.005以内の大変厳しい公差を加工しなければならないことがあります。 こういった厳しい公差を加工する際のポイントを、φ8(0~+0.005)外径加工を例に解説します。 正確に測定できる測定...
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汎用旋盤を使ってアルミ板を円盤に加工する方法!

私の勤務先では、アルミの円盤を作るのに丸材から削り出す事もありますが、両面が仕上がっているアルミの板を買って、それを円盤に加工することもあります。 「板を丸にする」というのは少し応用的な加工になってきますので、ご紹介します! まずは板材をコ...
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NC旋盤で長物の数物を加工する方法

全長250のシャフト。これを100個加工する場合、どうやって長さを揃える? 上図のようにそこそこ長さがあるものを100個加工しなければならないとなると、困りませんか? 片方の端面はノギスにあてて大体一定の突き出し長さにして加工すればよいです...
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【旋盤】焼入れ・研磨品のポイント

金属部品を作る中で、硬度を上げるために焼入れ、精度をだすために研磨を行うことがあると思います。 焼入れを行うと寸法が狂い、曲がりが発生して、なおかつ硬くなり切削加工で削りにくくなるため、研磨で精度を出します。なので焼入れと研磨はワンセットで...
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【旋盤】溶接品を加工するときの4つのポイント

私の勤務先では溶接のある製缶品も加工するのですが、溶接品の切削には注意しなければならないポイントがいくつかあるので、紹介していきます! 溶接ビードを削る際は切削条件を落とす 溶接品の加工の場合、溶接ビードを削る機会が多く出てくると思います。...
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【NC・汎用旋盤】工具カタログの見方 旋盤チップ編

今回は意外と理解していない人も多い、チップを選ぶ際の工具カタログの見方を説明します。 三菱マテリアルを例に説明していきますね。 他メーカーのカタログも似たような感じです。 工具カタログの旋削用チップのページはこんな感じ こちらが三菱マテリア...
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【オークマNC旋盤】ノーズR補正入力の覚えかた

オークマのNC旋盤のノーズR補正はファナックの入力方法と違い、XとYそれぞれにプラスマイナスでノーズRを指定します。 少し見にくい画像ですが、オークマNC旋盤のノーズR補正の入力画面はこんな感じです。 赤い四角で囲ったところがノーズR補正の...
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φ3などの小径加工のコツは?

例えばφ3 φ3・・・かなり細いですよね 荒加工の切り込み量を少なくする まず、φ3のような小径加工を行うにあたって警戒しなければならないことは、φ3の部分が折れてしまうことです。 1mmなんて切り込んでしまおうものなら、すぐに折れてしまう...
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【NC旋盤】CAD・CAMを使って何ができる?

マシニングセンタ加工において、加工の幅を大きく広げてくれるCAD・CAMですが、正直NC旋盤ではあまり使いどころがありません。 なぜならマシニングセンタは普段3軸同時に動かさないところをCAD/CAMで動かせるというメリットがありますが、N...
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【NC旋盤】内径バイトで外径加工!?外径バイトが届かない箇所の外径加工

奥端面の外径・・・どう加工する? このような図面を加工しようと思っても、普通の端面溝入れバイトでは内側の段の部分に届かず、届くものを買ったり削って作ったとしても60h7公差部分の寸法が安定しません。 今回は、こういった外径バイトで削れない外...