ライター:PN. 小日向まどか
ものづくりサービス業を手掛ける、日本ツクリダスさんがインターネットラジオ『町工場の削らないはなし』を配信しています!
町工場なのにラジオを配信なんて、とても驚きですよね!
大変面白い内容でしたので、今回は私小日向が、こちらのラジオ番組についてご紹介します(^^
どんなラジオなの?
インターネットラジオ「町工場の削らないはなし」は、町工場の魅力やノウハウを伝え、業界を活性化させることを目指した番組として無料で配信されています。
日本ツクリダス代表・角野嘉一さん、フリーアナウンサー・深井瞭さん、そしてゲストの方を交え、楽しく働くためのヒントをゆるく、楽しく、和気あいあいとしたトークで紹介している番組です!
町工場ってどんなところなのかいまいちピンと来ない方や、仕事内容を知らない方でも分かるようになっていて、本当に聴きやすいです!(私がそうです!笑)
9月1日から放送開始し、現在vol.32まで配信されています!
10月9日の読売新聞朝刊にも掲載されたそうです!👇
日本ツクリダスさんは「ありえへん町工場」というキャッチフレーズを掲げているのですが、どういったところが「ありえへん」なのか、ラジオで詳しく知ることができます。
その一部を本記事でご紹介いたします!
ラジオ中で印象的だったところを一部ご紹介!!
「町工場のイメージを変えたい」
はじめにご紹介するのは、角野社長が「町工場のイメージを変えたい」と考えたきっかけに関する話題です。
“現場を経験する中で、作業着が汚れるのがとても嫌だった”と角野社長。
そういった性格が、とてもオシャレな工場をつくるきっかけになったんですね。
実際にホームページで日本ツクリダスさんの工場を見てみるとこんな感じ・・・!
事務所や会議室を見ても「どこのIT企業のオフィス?」と思ってしまうようなデザインですよね。
工場の床は白を、壁はベージュを基調とされており、とってもきれいだと感じました!
私もそうですが、女性としては明るく綺麗な環境で働きたいと思うもの。
業務内容と同じくらい(もしくはそれ以上)現場の印象は仕事を決める上で重要なポイントかと思います!
私も工場の事務職員としての面接を受けたことがありますが、男性ばかりでいかにも現場らしい雰囲気が合わず、辞退した経験があります・・・。
もしその会社の雰囲気が日本ツクリダスさんのようであれば、私が辞退することもなかったと思います^^;
事実、日本ツクリダス社ではなんと半数を占める女性が活躍されているとのこと。
ラジオを通して、「ありえへん」町工場の一端を知ることができました(^^
ロゴが2つ!?
ラジオを聞く中で一つ驚いたのが「ロゴが2つある」ということです。
そんな会社見たことないので驚きました。そしてどちらのロゴもとってもおしゃれです!
聞き進めてみると、左側のロゴが会社のロゴ、右が社内で使う「スローガン」としての役割を持ったロゴということでした。
スローガンとしてのロゴ
一般的な文章としてのスローガンではなくロゴにした理由は、「デザインでテンションが上がる」ことを重視した結果とのこと。
ラジオの中でも話していましたが、おしゃれなものの中で働くのは、特に女性としてはとても気分が上がることですよね。そういった「デザイン経営」で会社の雰囲気を良くする目的も持ったロゴになっているそうです。
また、ロゴの中の5つの星は「驚き」「快適」「満足」「楽しさ」「成長」とそれぞれ意味があり、5つに象徴される体験ができる会社を目指すという意味が込められているそうです!
スローガンをロゴにしてしまうなんて、とても楽しい取り組みだと感じました(^^
「ユニフォームにも工夫を」
ユニフォームを着たまま出社できる、会社外でも着られるようなデザインを考え、カラーも主張しすぎない馴染む色合いを選ばれているそうです。さらにボトムスはデニム以外自由とのこと。
職場の設備やユニフォームなど、仕事中目に入るものによってもモチベーションは影響するので、素敵な取り組みと感じました。
会社全体のモチベーションを上げる一つの方法としてとても参考になりますね(^^
平均年齢34歳!町工場なのになんでそんなに若いの?
日本ツクリダス社の平均年齢は34歳とのこと。とても若い会社ですよね。
このように若い人たちが集まる理由についての話題も面白かったです!
若い人が集まる理由について、未経験者を積極的に採用していることが挙げられていました。
ほとんどの社員が中途採用だそうで、元作曲家、元八百屋さん、元自衛隊員、元公務員など、異色の経歴を持つ方がたくさん!
こういった多様な人材が「ありえへん町工場」をつくっているんですね!
また、「未経験者を採用するデメリットはないに等しい」と角野社長。未経験者を採用する理由は、下手に他社の知識があるより飲み込みが速いこと、それから前職の経験を多方面に活かすことができることだそうです。
例えば・・・
- 元清掃業者の方が入社したことで、掃除の仕方や道具などが一新された
- 元作曲家の方にラジオの音楽を作ってもらった
など他にもエピソードを聞くことができました。
様々な経歴をもった社員が集まることで新しいアイデアが生まれるんですね!
日本ツクリダスさんの、町工場らしからぬ多方面に展開する事業(生産管理システム導入、デザイン制作、コンサルティングなど)の裏側には、社員の数々の経験が大いに発揮されているようです。
視聴方法は?
こちらから視聴することができます!
パソコン・スマートフォンどちらからでも可能です。
日本ツクリダスさんは、「見せる」ことを重視している大変めずらしい町工場です。ウェブラジオもその一環で、とても楽しいメディアに仕上がっています!
町工場の方はもちろんそれ以外の方も、職業生活を送っていく上でプラスになる内容です。ぜひ皆さんも聴いてみてください(^^
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