【汎用旋盤】単動チャックと連動チャックの違いって何?

単動チャックと連動チャック

単動チャック(四つ爪チャック)

単動チャックは四つ爪チャックのことです。

チャックハンドルを回すと、四つ爪の一箇所のみが単独で動くようになっているため、単動チャックといいます。

一箇所を締めるとすべての爪が動く三つ爪チャックと違い、一箇所の爪に締める力がすべて伝わるため、把握力が強いです。

そのため、重いものを保持したり、重切削をする際に適しています。

また、三つ爪チャックには0.1程度は生じてしまう、掴み直しによる芯の振れも、芯出しを行うためありません。

さらに、偏心加工も行うことができます。

連動チャック(三つ爪チャック)

チャックハンドルを一箇所回すと、三つの爪が連動して動くため、連動チャックと呼ばれます。

四つ爪チャックのメリットを見た後だと、三つ爪チャックに何のメリットがあるのか・・・と思ってしまいますが、三つ爪チャックにはたいへん大きなメリットがあります。

それは自動で芯出しができること。

四つ爪チャックだと、2点芯出しを行って初めて芯が出ますが、三つ爪チャックだとその芯出し作業を行う必要がありません。

そのため多くの旋盤では三つ爪チャックが採用されています。

しかし四つ爪チャックの際も触れましたが、三つ爪チャックは掴み直した時、芯が0.1mmほどずれてしまう場合があります。

これは構造上の問題で、チャックには蚊取り線香のような形の溝が掘ってあり、それに噛み合うように、爪の裏側には山が立っています。全く同じ径でないと、爪がチャックに噛み合う部分が、チャックの同心円からずれてしまうため、若干芯がずれてしまうのです。

そのため、用途に応じて四つ爪チャックと三つ爪チャックを使い分けるようにしましょう。

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