おなじみのマイクロにもいろんな種類がある
金属加工業界では馴染み深い測定機、マイクロメータ。
画像のようなものが一般的ですが、面白い形状のマイクロもたくさんあります!
本記事では主にミツトヨのカタログから、普段あまり目にすることのない面白い形のマイクロメータをご紹介します!
缶のフチ測定用マイクロメータ!!
こちらなんと缶のフチを測るためだけにあるマイクロメータです。
本記事の初投稿はエイプリルフールですが、ウソではありません(笑
汎用とアルミ缶用の2種類がラインナップされており、汎用のものは深さ測定機能まで搭載しています。
キャリパー型外側マイクロメータ
測定子がクワガタムシのようになっているこちらのマイクロ、用途としては通常では届かないような箇所の測定に使うものです。
通常のマイクロでは測れない、このような形状を測定可能です!
ねじマイクロメータ
こちらはねじマイクロメータ。ネジの有効径を測定可能なマイクロメータです。
画像は替え駒式のもので、ねじのピッチによって測定子を変更し、ピッチ0.4mm〜7mmまで測定を行うことができます。
歯車マイクロメータ
同様に歯車の測定ができる、歯車マイクロメータ。
こちらも替え駒式で、歯車の種類に合わせて測定子を交換することができます。
U字形マイクロメータ
とても印象的な形状のマイクロですね。
こちらはU字形マイクロメータ。
円盤の中心部を測定する場合など、通常のマイクロでは入り込まないような箇所に使います。
目盛り板付きマイクロメータ
こちらは目盛り板付きマイクロメータ。
なんと外筒に目盛りがありません!そのかわりに目盛り板がついています。
流れ作業的に板厚を測る際、目盛りを読みやすくするためにこのような作りになっています。
板厚測定用のためラインナップも測定範囲0~25mmの1種類しかない、なかなかお目にかかれないマイクロです。
最大10メートルまで測れる超巨大マイクロメータ
こちらのマイクロは、MICROTECHというメーカーのもの。
あまりに大きすぎて作業者が脚立に登って操作しています。
なんとこのマイクロ、最大10000mまで測れるとのこと。10メートルです。凄まじいですね。
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