職業訓練が役に立たない3つの理由

職業訓練は役に立ちません!

なぜかというと・・・

職業訓練を受けて給付金をもらうより、その間働いたほうが儲かる

諸々の条件にもよりますが、基本的に職業訓練を受けている間は失業給付を受け取ることができます。その金額は大体一ヶ月で15万円ほど。半年間の訓練であれば半年間、一年の訓練であれば1年間もらい続けられます。その15万は給与所得でないので非課税です。

とはいえ、手取りで月15万というと、転職するとしてもそこまで高いハードルではないと思います。

一刻も早く、十分な金額の収入を得たいのであれば、職業訓練に通わず転職して働き始めたほうがお得です!

就職先のコネを持っていれば、職業訓練の専用求人も必要ない

職業訓練ではかなりの大企業からも非公開で専用求人がくることがあります。

私が通っていたポリテクセンター中部でも、UACJ本体からの求人がきました。

しかも職業訓練校への限定公開求人なので倍率はとても低く、申し込んだ人は全員内定をもらっていました

そういった専用求人と、メイテックネクストなどの非公開求人の多い特化型の転職サイトを併用すれば、かなり転職活動を有利にすすめることができます。

ですが、前職で働きたい転職先のコネを得ていたりですとか、転職先のつてがあるのであれば、そこに就職すれば良いので職業訓練は役に立ちません。

転職後も同じ仕事に携わるならそもそも勉強する意味がない

仕事は結局は経験が物を言う世界ですよね。

職業訓練で仕事に必要な基礎知識を勉強することはできますが、勉強する事項は未経験に合わせたレベルですし、習得できるのはあくまで”基本のキを知っている”程度のものです。

未経験職種に転職を考えているなら、職業訓練に参加したほうが知識面やアピールポイントでも同じ未経験のライバルに差をつけることができますし、求人情報も集まりやすいので大きく有利に転職活動を進められます。

同業種で例えば機械加工という枠の中でも、旋盤、マシニングセンタで加工を行っていた人がCAD・CAMメインで加工を行う仕事に転職したいといった場面でも職業訓練は役に立ちます。

例えばポリテクセンターには機械加工分野だけでも機械加工技術科・CADCAM科が2種類と、3つの科がありますので、同業種でも知識を広げて転職活動を有利にすることができます。

ですが、もしあなたが前職と同じ仕事に転職するのであれば、そんな基礎知識を学んだところでほとんど意味はありませんので職業訓練は役に立ちません。

これらに当てはまらない人は・・・

逆に言うと、

  • すぐに働くのではなく、お金をもらいながら半年ほどの人生の夏休みを過ごしたい
  • コネがないのでおいしい求人を探したい
  • 全く同じ仕事には転職しない・できない

このような私のような人には逆に職業訓練は大いにおすすめできます。

私は職業訓練を通してとても良い職場に出会うことができ、本当に良かったと思っています。

人によって状況は違いますので、職業訓練のメリット・デメリットに目を向けて、後悔のないように選択していけると良いと思います!

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